本文
題名「姫様」
作者 さつき
3年の間に、絵も自身も変化しているようだ。前期に分類される可愛い作品や模写から、中期になると感情を吐き出すように、赤や黒など、限られた色使いと激しい筆致で、内面のドロドロとしたものや女性性について思い悩んだことから起因して描いているそう。そして、後期になると「赤ちゃん」など、憧れや願いといったテーマへと変化している。それは、人との関わり方の変化によるところが大きいと支援者は言う。鑑賞者もまた、自分の中に同質な部分を発見したり、違和感を感じたり、多様な感じ方ができそうです。