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「オシャレが大好きなオウム」
作者 水上 真歩
一見、デジタル作品と見まがうような繊細な線や精緻な色面で構成された作品ですが、すべて手描きです。「違う!」と思ったら、躊躇なく新たな紙にかえて描くそうで、この線でなければならないという作家のこだわりが、絵の明快さにつながっていると思いますが、いかがでしょうか?
また、そのこだわりも作品自体への執着ではなく、作品をつくる上で大事な要素となっており、今後どんな風に表現が広がったり、変化したりするのか注目したい作家です。